旅のハジはかき捨て!

ぴよぴよ米国留学の記録。ほぼ私事日記。

出国

成田から1回乗り換えを経て、無事第一目的地ワシントンDCに到着でーす!早速、いろいろ洗礼を受けています笑

 

実はアメリカにはトランジット以外では行ったことがなかったのですが、これまで、大学生時代にアジアを中心にバックパックで飛び回っていたのと、就職してからも海外出張は割と行っていた方なので、異文化空間に飛び込むことに抵抗感はないはず、でした。

そんな小さな実績ではアメリカ様にはやはり敵わず、(もちろん成田から経由地までのJALは大変快適モードですが、)アメリカ国内線の狭い機体に詰まった、なんとも言えないアメリカ感に、正直ちょっと戸惑ってしまいました…

 

搭乗後、デカリュックを荷物入れに格納しように、力が足らず持ち上がらない。客室乗務員のヘルプなど、後ろの方で喋っててこっち見てないし、あるわけない。とりあえずぶち込むと、ちょっとはみ出る。周りの人達から、それで大丈夫だよ!と話しかけられる。謎の暖かさ。

 

トイレに行って帰ろうとした際、隣の席が空いているのに敢えて立って通路を塞いでいた白人女性。すいません、っと声をかけると、かなりキツイ口調で「私も座りたいのだけど、この人たちが着席して準備できるのを待ってるの。」と彼女の席の隣の体格の良いアフリカ系?の女性2人を指さす。以前ネットで話題になったバスでの白人女性の中国人差別発言事件をなんとなく思い返しながら、怖いのでじっと待つ。

 

搭乗中、やはり前の席の赤子は泣く。周りの席みんなで、お母さんや泣く子に話しかけ、降りる際には荷物も持って助け合う。この暖かさは日本には…?

(着陸間際にめっちゃ嘔吐してる人が後ろの方にいたけど、そっちはあまりヘルプされてなかったかもしれない…?笑)

 

最後降りる際、みんなで道を譲り合いながら出る。降りてすぐのトイレでは、おばちゃんが、多分初対面のお母さんに、ねえ突然ごめんねその子のズボンどこで買ったの?うちの子にも買いたいわ!とか聞いている。

個人主義的な雰囲気の中に、独特の暖かさがありました。

 

なんというか、アジアとはやっぱり違うアメリカ。いい面も悪い面も、違う面も同じ面も、きっとあって、時間をかけて味わっていきたいなあ。