気候変動関連の国際交渉について
授業の課題の一つで、パリ協定に至るまでの国際交渉の経緯について調べ物をしていたところ、わかりやすいPPTを見つけたので。(一部、内部勉強会資料感がぬぐえませんが、こっそり。)
・UNFCCC、京都議定書、アメリカ脱退と中国成長による京都議定書の機能失墜、コペンハーゲン合意によるすべての国のコミット約束まで
・パリ協定の枠組みに至るまで
https://www.wwf.or.jp/activities/data/20190204_climate_Konishi.pdf
・パリ協定締結時の環境省資料:P.12あたりに各国のスタンスなどまとまっています。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop21_paris/paris_conv-c.pdf
よくないとわかってはいるのですが、英語で調べ物をする前に日本語で情報を入れてから作業すると、スピードが爆上がりします。英語頑張らないと……
世銀の奨学金
日本政府と世銀が共同で立ち上げているJJ/WBGSPなる奨学金。
英語:https://www.worldbank.org/en/programs/scholarships#3
日本語:https://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/scholarships?cid=EXTIK_Tokyo_eNews_P_EXT
日本語版HPによると、本奨学金は「将来、世界銀行などの国際開発金融機関に就職することを目標とし、開発関連分野を専攻として日本国外の大学院から入学許可を受けている、もしくはすでに在籍している、実務経験を有するミッドキャリアの日本人の方を対象として、在学中の最大2年間にわたり学費・生活費・渡航費・医療保険を支給する世界銀行の奨学金です。」
支援対象は、発展途上国出身者の枠に加え、日本国籍保持者の枠が設けられるという驚きの日本待遇。
対象大学院は、開発学に関係のある10のPartner Programと30のPrefered Programが指定されているようです。リストは2020年に見直されたようです。
大学からの合格は自分で勝ち取らなければならないようですが、かなり美味しい奨学金だと思います。本年度の応募は4月23まで。
このところの状況変化
このところの状況記録。
こちらカリフォルニアはワシントンやニューヨークに次ぐ感染者数を抱えているとのことです。大学では感染者1人のみと少ないのですが、ベイエリア全体は250人とか。先週より大学はオンラインでの運用となり、クラスメイトと会う機会も減りました。宿題はいつもどおり出るので、一日中パソコンに向かっている毎日を過ごしています。
ウェブ授業となると、家から出る支度もしないし、なんとなく集中できず、質問もせず、、人にも合わないので雑談もせず。。。参加しているプロジェクトでの遠征も中止。春休みの旅行も中止。わかってはいるけれど、せっかくの留学なのに、大変残念。
グループワークも多いので、Zoomの電話会議システムでミーティングやら作業やらしまくっています。授業のグループプロジェクトで実際の企業を相手にコンサル体験をしているのですが、グループメンバー全員が自宅(や避難先)からオンラインでのプレゼンを初体験。英語で電話するのは結構難易度が高く感じていたのですが、抵抗がなくなってきたかも。
そして、ついには今晩からベイエリアでも(不要な)外出禁止令がでました。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-san-francisco-idJPKBN2133ST
クラスのチャットでもスーパーの混雑状況や在庫状況の報告が飛び交っていて、皆焦っているようですが、多くの人が肉やバナナなど生鮮食品を超大量に買い込んでいるのはちょっと面白い。そんなにもたないのでは、、笑
留学生は帰国や親せきのいる国に避難する人もいて、ついには四川省出身の友達まで、帰郷するといい始めています。中国が少し良くなってきているというのはうれしいですが、アメリカはいよいよです。
明日から、家に缶詰め。。どうにか楽しみを見つけて頑張ります。
適性と憧れ?
ハッピーバレンタイン!アメリカは3連休ですが、特に大きな予定もなく、宿題やっています。
さて、今学期の大きな一歩は、ビジネススクールの授業を受けている人から教えてもらったMBTIの16性格診断をやってみたこと。
すごい心が軽くなったので、その気付きを備忘録的に書いておきます。
https://leadingstyles.leadingx2.com (日本語版も検索すればあるみたい。)
こちらに来て、お勉強し続ける身分となって苦しんでいたのは、細かいことを考えるのが本当に苦手ということ。一言で言えば、Analysis的な頭の使い方をするとストレスを感じる。
このデータ見てどう思う?考察のソースは?と聞かれても、調査の位置付けは?何の役に立つデータ?誰に提供してあげようか?ということばかりに頭がいって、細かい数字の解釈が苦手。
にもかかわらず、そういう思考ができる人になりたいと願ってしまうが故に、陥るネガティブ思考のループ…
そんな時に性格診断の結果を見て、その悩みは自分のパーソナリティ上不可避な悩みであるということと、それを乗り越えれば他の強みをもっと活かすことができるかも!?と気付いてめちゃくちゃ生きやすくなったのです。
結果はENFJというやつだったのですが、external, intuitive, feeling, judging
だそうです。人口の2〜3%くらい?らしい。
リーダーシップ論の本やネットでいろいろ調べると、概要としては、
他人の感情に敏感というか他者の喜びが自分の喜び。そのくせに未来志向で自分自身に対する向上心が強い。そのため、自分に厳しく他人に甘く、他者からの批判に対しメンタルが超繊細。細かいことは苦手、全体像やコンセプトなど掴むのは得意。Judgingなのでオープンエンドな議論は嫌いでとりあえず決めて次に進みたがる。セールスマンやらせたら16つのうち最強、らしい。
あたってるかも。
オバマ元大統領とかキング牧師とかヒトラーとかもenfjらしい。そういう民衆導くぞ系とのことなので、彼らの自伝でも読むか。
さらに分析を進めると、誰しもは8つの能力を持っているらしい。Thinking Feeling Sensor iNtuitionの4つの力それぞれに外的能力と内的能力があり、合計8種類。ただ、その使える順番は16パーソナリティそれぞれに決まっているらしい。
どの力も使いこなすことでバランスが取れてくるということですが、一応の順番は各パーソナリティで固定されているようです。そしてパーソナリティが変わることは滅多にないと聞きました。
私の順番はこれらしい。
1. Hero(一番無意識に使える):外向的感情(Fe)―倫理的に考え、他人の感情を読み取る力
2. Parent(成長の過程で芽生える2番目に使える力。childとheroの暴走を抑える。ただし使うとストレス感じやすい):内向的直感(Ni)―自分の願望・未来を感じ取る力
3. Child(無邪気に時々出る力):外向的知覚(Se)―現実を把握し経験を与える力
4. Inferior(そんなに劣ってないが、自分にとって憧れでもあり一番のコンプレックス。使うことに一番ストレス感じる):内向的思考(Ti)―論理的に考える力
5. Nemesis(自分の中の敵らしい?よくわからない):内向的感情(Fi) ―道徳的に考え、自分の感情を把握する力
6. Critic(これがeだと他者、iだと自分に批判的):外向的直感(Ne)―他人の願望・未来・可能性を感じ取る力
7. Trickster(死角。全然できないのにそのことに気付かないのでストレスにすらならない):内向的知覚(Si) ―自分の経験を記憶として蓄積する力
8. Demon(一番発達してない力。使わない方がいい。):外向的思考(Te)―合理的に考え、他人の考えを読み取る力
※この方の記事がめちゃくちゃ参考になりました。
・8種類の能力の詳細
・1〜8番目の位置付け
https://psycjunkie.hatenablog.com/entry/2019/01/20/080532
すごいいろいろあたってるー、!
これまでの自分の葛藤と、他者とのすれ違いなど、本当説明が出来る。
特に、コンプレックスのinferiorがinternalに論理的に考える力というのがめちゃくちゃ納得!これを鍛えてある程度自信がつけられればストレスなくhero, parent, child を使いこなせて◎なんだって。
今の留学期間、少なくとも今学期はTiを鍛えるのに最高の期間だなあと。ストレスをポジティブに受け止められるのはとても良い。
そして、これまでずっと「自分の中には何もない、周りにいは人が何かを持っていること、それをつなぎ合わせる・引き出すことくらいしか私のできることはない。(悲観的にも楽観的にも)」という発想は、enfjとして当然出てくる考えだったのか、と。というか、その触媒的な力は誰にでもできると思っていたけれど、意外に自分のパーソナリティだからできることなのかな?というプラスの考えも。
今後の仕事の仕方にいろいろ活用のしがいがありそう。
これ、アメリカでは結構有名らしく、感動してクラスメイトなどに話したら結構皆知っていたりしました。
日本でも是非みんなやるべきだと思うし、仕事する上でチームのパーソナリティ知ることで本当気持ち良い人間関係が築けると思う!!組織マネジメントがクソクソクソクソ言われてる今、もっと広まって欲しい!
そして私の勉強のためにも、周りの人にこれやって何だったか教えてほしい!
と思ったここ最近でした。
新しい一年に向けて、といいつつもう1月後半・・・
今更ですが、昨年を振り返れば、驚くほどたくさんの変化のある一年でした。
出向先から親元に戻っての怒涛の3ヶ月を経て、渡米。渡米後はカルチャーと言葉の壁にぶつかり、自信と目標を完全喪失しつつも、周りの人たちにとにかく恵まれ、なんとか食いしばった、そんな一年でした。
留学すること、そこで広い世界・高い天井を見ること、それは昔からずっと持っていた目標で、それをみれば次の行き先が自ずと見えてくるものと信じていたのですが。いざ始まると2年間という時間は本当に一瞬に終わるものだということが簡単に見通せて、
手放すものとしがみつくものの取捨選択がだんだんできるようになってきたものの、やはりまだ見えてこない。焦りが募る・・・
これまでは人なり社会なりのために頑張る!という仕事をしていたので、動けば何かしらの反応が他者から帰ってきて、それが原動力になっていたのですが、大学院生は自分の勉強が本業。常に自分が相手になるのが結構気が滅入る。なにより、学生というこの身分が、死ぬほど考える時間を与えてくれてしまうのがよくないの!
そういう精神状態になると、これまでやってきたこと、身についたことがあるはずなのに、周りの人たちが優れて見えて、あれもこれもと手を伸ばそうにも結局あぶはちとらず、という状態に。。
けで、今年の目標は、専門性を磨くことと、自分で自分を認めてあげられるようになること。明るくいきたいと思います!!
今期末のまとめ(学問面)
サンクスギビング明けの師走の学期末、あっという間に過ぎて行きました…
期末試験は2科目、最終プレゼンが1科目、レポート・課題の提出が3科目でしたが、昨日の課題提出にてやっとこさ全て終了。
必修のテストは落とされるわけないとは分かっているのですが、それなりに焦るもので。
特に経済学はこれまで全く勉強したことないのに、いきなり応用編の開発経済を1学期でマクロマクロ両方やるとな。中間試験のミクロはボロボロだったので期末試験のマクロは本当に気が抜けなかった…
(実際の試験は、基本的な概念の説明をいくつかするだけで簡単なものでしたが。やはり最後は優しい先生)
学問面での今学期の総括。(学問以外では、ほんと良い友達に恵まれて充実していたので敢えてそういう表現です。)
開発学に求められる力があまりに広い領域にまたがっている(同時に環境問題もそうだなーと)、そう気付いてしまったこともあり、根本的に自分の思考力や知識が不足していると感じた今学期。
楽しかったけれど、とにかく自分の弱さと欠点を見続けた半年間だったなあと感じています。
マイナス思考になることで得られるチャンスも逃していた感が大きい。It's OK not to know! という標語をよく使っている人がいますが、その通りで、来学期はもっと開き直って行きたいと思います。
ここに来て遠慮マンになってしまう、本当に勿体無い。。
マイナス思考に陥ることで普通に思考停止して失敗してまたマイナス思考に陥るという負の連鎖。まさに良くない!!断ち切らなければ!!
1学期目は生きていれば万々歳、そうは言っていたものの、思い返せばいろいろ頑張ったし少しは成長したのかも?
2学期目はもう一歩、納得できる結果を出したいもの。自分らしさを磨ける一年にしたいです。
というわけで、クリスマス・年末年始のホリデーは、マイアミにてちょっとお休みしてきます〜!