祝日と宗教
アメリカではクリスマスが祝日になります。最近はみんな、中間テストから逃れるためにバカンスプランを立ててるようで……クリスマスが話題に上ることも多い。
日本では平日扱いだし、むしろクリスマスに有給取るとそれだけでいろいろ言われかねない嫌な雰囲気があったような…日本ではみんなクリスマスに仕事してるよ!っというと、予想外にめちゃくちゃ驚かれます。
その際に会話にいたのは、アメリカ人、欧州に加えて、韓国・インド・パキスタン・ナイジェリアからの留学生。全員の国で、クリスマスは祝日だそうです。
実際に調べてみると、以下のANAのサイトに各国の祝日がまとめられていました。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/inttour/support/info/holiday/
記載された国数は少ないですが、クリスマスが祝日でなかったのは、以下の5カ国のみ。
リストにはのってないけど、韓国はクリスマスも祝日というのは少し意外。無宗教の率は日本とそんなに変わらない印象だったので。
極め付けのインドは、国教もメジャーなヒンドゥー教以外にも認めていることもあり、その宗教全ての祭日をバンクホリデーに入れ込んでいるとのこと。非常に興味深い。
日本の政教分離、人口の半数が無宗教である日本では当然なのだけど、興味深い。
祝日だけでなく、宗教的観点が行政の意思決定に結びついているという感覚があまりわからないのですが、個人的には、サウジアラビアのように全員同じ宗教を義務付けるようなことがない限り、少数派が存在しているという意味で政教分離は良い考え方かと。
天皇誕生日はあるが、、などいろいろ考えると深い。日本の宗教観については、常にうまく説明できなくて、もう少し勉強したいなあと。
まあ、緑の日、海の日、山の日あたり、意味不明だけど、もう休めればなんでも良いので、どんどん作って欲しいですね。